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一般社団法人 JAAS日本アンチエイジング外科学会

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大会を情報交換の場に!

[ 2007/11/8 ]

  第5回国際臨床抗老化医学会議・大会実行委員長

細野 孝郎MD(聖光園 東京細野診療所院長)

 2003年11月「日本型アンチエージング医療をめざして」との呼びかけのもと、第1回の国際臨床抗老化医学会議が開催されてから、早いもので5回目を迎えることとなりました。今回は臨床面(美容外科・内科、薬学、栄養学、東洋医学、婦人科、眼科、歯科、統合医療、代替補完医療など)での報告を重視し、テ-マも「アンチエイジング・レボリュ-ション〜明日から使えるアンチエージング治療」と決定致しました。

今までよりもさらに実践的な内容になるものと期待しております。さらには、今回初の試みとして、ランチョンセミナーの開催(第2日目)も決定致しました。また例年の如く、海外からの講演者の方々も迎えることが出来ました。本学会がアンチエージング治療に関してのみならず幅広い情報交換の場になり、その情報が今後の臨床に生かされれば幸いです。 

そして本学会が世界へ向けての日本型アンチエージング発信の場となることを期待致します。

Anti-Aging Revolusion〜

アンチエイジングはすべてのバランシングを考えること」

 

JSCAM理事長 松山 淳MD   

 アンチエイジングを一言で言いあわせば「バランシンである」と、私どもはかねてから主張してきました。奇しくも老化制御遺伝子を発見したMITグループのリーダーも同様な発言をしていたのは興味深い。

理想的なライフタイムサイエンスとしてのアンチエイジングは様々なレベルでのバランシングを行うこと

であり、マクロ的には衣食住環境(ファッション・栄養食事・生活環境住環境)の適正化=バランシングであり、ミクロ的には体内環境のバランシングであり、様々な代謝過程、ホルモン環境、体内酸化といったフィジカルバランス、そして精神健康などのメンタルバランス、外見的な若々しさ、美しさといった健康美容的バランスをも含め、全てのバランシングを行うことであると考えます。
 今回はアンチエイジングの意識革命としてアンチエイジングをバランシングという観点から、SIRT-1,SIRT-2と言った長寿遺伝子の発見、マウスの実験で実際寿命を延ばし、サプリメントとして有望視されているResveratrolの登場といった、本当に寿命や若さが取り戻せる時代に入ったアンチエイジング医療の現況を踏まえ、JSCAM会員の諸先生方もアンチエイジングに対する意識革命をして欲しいと考え、今回のテーマを設けました。

また統合医療、代替補完医療といったアンチエイジング周辺領域といかにバランスよく調和をはかるかも今回の課題と考えています。

今回の会議も臨床アンチエイジング医及び多くの医療従事者、さらにはコ・メディカルの有資格者、専門家の方々に役立つ先進的な学術発表と実践的手技の取得を目的として、「明日から使えるアンチエイジング医療」をめざして、すばらしい講師陣を予定しています事を申し添え、、皆様のご来場をお待ち申し上げております。

 

 

(JHM 第68号より)

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