第7回日本抗加齢医学会総会が開催
[ 2007/10/30 ]
メタボ・ホルモンなど最新データ発表の場に
学術データの蓄積でアンチエイジングの信頼向上
先日、京都で「第7回日本抗加齢医学会総会」が行なわれた。
今回の総会のテーマは「East meets West」ということで、東日本、西日本と日本全国のみならず、海外からも多数の著明なアンチエイジング研究者が顔を連ね、東洋医療と西洋医療の融合の第一歩となった。
シンポジウムでは、来年からの特定健診・保健指導で注目を集めるメタボリックシンドロームを筆頭に、活性酸素や肌の若さについて、ホルモン・血管・骨年齢について、精神療法についてなどが行なわれ、最新学術データの発表の場となっていた。メタボリックシンドローム対策としては、「メタボリックシンドローム時代の伝統医療役割」や「カロリー制限とダイエット」などのタイトルで講演が行なわれ、メタボ対策が迫られていることを感じた。
ワークショップではDHEAやHGH、メラトニンやテストステロンなどホルモン関連の講演が多く、特別講演や教育講演なども行なわれていた。特別講演では、ホルモンの貴公子との異名を持つハリトゲMDが、成長ホルモン投与によるアンチエイジングについて講演し、エネルギーやバイタリティの生成、筋力強化や記憶力向上、骨の構成に影響があるという内容であった。
(JHM 第67号より)