クリニックで行なう遺伝子検査最前線
[ 2007/10/26 ]
既往歴の問診を科学的に行い、正確な体質を把握
予防医療に力を入れるクリニックは続々採用
メタボリックシンドローム特定保健指導でも注目
徐々に医療機関でも始められている遺伝子検査。本紙でも何度か紹介してきているが、来年度からのメタボリックシンドローム特定健診制度を背景に、その拡大が加速している。また、積極的予防医療を行なうアンチエイジングクリニックでも、必須な検査となりつつある。“遺伝子”というと、プログラムされ、動かしがたいものというイメージもあるが、実際には遺伝的な要因に加え、環境要因が疾病の発症に大きく関わるため、遺伝子検査を行った上での保健指導がより現実的なものとなる。そんな中で、最近シェアを伸ばしている検査会社がG&Gサイエンスだ。他社とはちょっと違う方向性を持つ遺伝子検査『ジェノマーカー』を行なっている。本稿ではG&Gサイエンスの取り組みと遺伝子検査の実際について解説する。
(JHM 第67号より)