メタボ特定保健指導のスペシャリスト育成
[ 2007/10/17 ]
08年よりスタートするメタボリックシンドローム特定健診・特定保健指導制度。厚生労働省より、そのガイドラインは打ち出されているが、実際に保健指導を行なう人材の整備は、完全に遅れている。
これまでの健診に付加したプロセス重視の保健指導から、内臓脂肪型肥満に着目した早期介入で対象者の生活習慣の改善を自らに選択させ行動変容を起こさせる保健指導を行なわなければならない。
いわば、ほとんど経験したことの無い保健指導を行なうことが義務付けられているのだ。
こうした新しい保健指導のプロを育成するためNPO法人 日本健康指導支援機構(NPO JHISS)が設立され、活動を開始する。理事長は未病システム学会理事長の都島 基夫氏、副理事長には高輪メディカルクリニック院長の久保 明氏が就任している。
動脈硬化に対して、臨床レベルで早くから取り組みを始め、海外の情報にも精通している久保氏なら、新しい制度に対応した、新しい保健指導のプロが育成できるであろう。
NPO JHISSは、9月28日(金)14時〜16時、池袋のメトロポリタンホテルで設立のお披露目を行なう。
問合せ:事務局03‐5488‐7586まで。
(JHM 第67号より)