JCE 2号 11面ビボウ
先日行なわれた第4回の講習会では、エステティシャン向けの講習が目白押しでした。
その中でも、ジャパン美健学院が行なった“整顔”手技について説明します。
先ず、この整顔手技を行なうジャパン美健学院についてですが、この学院では、お客様の状態を見る“目付け”など、技術や実地での訓練を計86時間にわたって受講します。学院の試験に合格することにより初めて「美健師」(健康美容指導師)と認定されます。
この “整顔”が行なえる美健師ですが、整顔とはいったいどういうものなのでしょう?
整顔とは“完全手技”に基づき、シワやタルミ・ゆがみ等の気になる部位を改善します。ジャパン美健学院で学べる「解剖学」、「神経学」、「皮膚反応学」の理論にも基づいた“真のアンチエイジング”を実現することの出来る手技なのです。美健ではこの手技を「情報伝達美容法」と呼んでいます。
美健手技では、頭蓋マッサージから始めます。この事で神経伝達がスムーズになり、細胞が正常化されるのです。整顔がメインなので、顔のトリートメントはもちろんのこと、肩や首・胸付近の「デコルテ」部のトリートメントも行ないます。デコルテ部のトリートメントにより、リラクゼーションにもなります。服を着たままでも行なえるので、お客様としては脱いだり着替えたりという手間を省くことが出来るのも大きなポイントです。
トリートメント自体はソフトタッチなので、美健手技を開始してから5分後くらいには眠ってしまうほど気持ちの良いものです。眠りから覚めた時にはビックリするくらい顔の印象が変わっていることが実感できます。講演では片方の顔だけトリートメントを行ないましたが、短時間にも関わらずリフトアップしていました。手技だけで2mm肌が引き上げられますので、深いシワもほとんど目立たなくなり、ポカポカと血液循環が良くなったことも実感できます。2mmと聞くとそれほどでもないと感じる方もいらっしゃるでしょうが、2mm引き上がった結果は体験してみて初めて分かるものです。
これまでエステと医療は差別化されていましたが、エステ業界でも安心、安全、癒し、結果を追い求めて、エステが進化しています。
そのため、医療側からエステを取り入れる事も多くなってきました。「美健手技もクリニックで活用したい」との声が講習会では聞かれたほどです。
医療とエステは全く別のモノというのは、もはや過去の事で、今は医療とエステがタッグを組んでお客様のニーズに応える時代になっています。