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一般社団法人 JAAS日本アンチエイジング外科学会

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21世紀 医療革命の旗手たち

[ 2007/8/6 ]
ジュノ・ヴェスタクリニック八田 八田 賢明MD 45
 
元祖ベッドタウン・松戸に開業して約30
 
婦人科系「がん検診」では絶大な信頼
 
"ポスト出産ブーム"の今、
都心とは違う敷居の低い婦人科系アンチエイジングをめざす
 
賢明MDが関った「初代」そして「2代目」出産世代に、産後のボディケア、スキンケアを
 
 
 千葉県松戸市の牧の原団地の一角、広大な敷地の中にジュノ・ヴェスタクリニック八田(J.V.八田)がある。およそ30年前、ここ牧の原団地に独立開業した賢明先生は当時の状況をこう語る。
 「行動経済成長をまっしぐらに突き進んでいたこの時代、ここ松戸は早くから都心のベッドタウンとして人口が急激に流入していました。当然、出産ブームの真っ只中で、わたしの産科・婦人科も目の廻る多忙ぶりでした」
そして、(女性が一生に何人のこどもを出産するかという)当時の生涯出生率(2を超える)から、この30年、出生率は激減。人口減少を食い止めることができない大幅な低下傾向(1.5を割る)をみせていることはいうまでもない。
年々、J.V.八田の産科としての受診率は減っていく。そうした中、根っからの研究者でもある賢明先生、婦人科系のがん診断で独自の診断術にも取り組んでいたことから、「がん検診」を診療のもう一つの柱に据える。
「がん診断」での国際ライセンスも取得する先生には、松戸を中心に近隣の病医院から、最終的な「がん診断」の依頼も舞い込むようになっているという。敷地内には診療施設の隣に、「八田細胞研究所」を構え「がん診断」のマーカーのひとつとなる培養細胞を健診の重要な指標としている。
「幸い、後継(八田 真理子院長)も育ったこともあり、ここ数年は診療の傍ら松戸市の医師会や周辺で開業される婦人科系の若い医師などのサポートをさせていただいてきました」(賢明MD)
しかし、生来の向学心も手伝って、この2年余り、多忙な時間をさいて抗老化医療(アンチエイジング医療)の講習(JSCAM日本臨床抗老化医学会)を受けてきた。その結論が、J.V.,八田を新たな婦人科クリニックに変貌させていくことだった。
2年前、産科医院としての役割を終え、出産の施設を閉院。院長であるご令嬢の真理子MDには、もっぱらOCなど安全で副作用のない不妊治療を専門で診察させている。一方、自らは、来るべき自由診療ゾーンとしての「アンチエイジング診療」の開設準備を着々と整え、都心とは異なる"ベッドタウン"型のレディスクリニックをスタートする予定だ。
そして、賢明先生の思いは「30年前から多くの出産をお手伝いしてきた、そのお母様方に生涯現役世代として若々しい、美しい女性であり続けていただくために、私どもが抗老化診療という新たな医療でエールを送っていくこと」としている。
もちろん、賢明先生が手がけてきた"初代妊産婦"世代のミドルエイジに加え、その娘である"2代目世代"のヤングミセスに対しても、これから併設することになるアンチエイジング診療を行っていく。
賢明MDが現在、考えている"アンチエイジングクリニック"は、J.V八田らしさを出すこと。都心などの美容皮膚科や美容整形外科などには、なかなか敷居が高すぎて行けない地元あるいは松戸周辺の女性に、気軽に来院できるクリニックにしていくことだ。
医師である真理子院長、そして賢明先生ができる"診療メニュー"には、まずさまざまな主訴の痛みを抱え、その治療に婦人科でも
一朝一夕の解決策が見出せないケースが少なくない更年期治療。この更年期治療メニューの中に、ここ最近エビデンスが明らかになってきたアンチエイジング診療を組み込むことを検討している。
一方、こうした新旧の治療を組み込んだ「婦人科診療」をベースに、その延長線上に産後のボディケア、スキンケアを行なうとしている。できるところから、導入を図る計画で、施術機器や化粧品、あるいは内面美容をコントロールするサプリメント外来なども視野に入れるという。
現在、アンチエイジング診療の導入に向け、商圏ならぬ"医療施設への受診圏"を松戸市を中心にマーケティング。美容皮膚科、婦人科など抗老化診療を取り入れている施設のリサーチを行いながら、J.V.八田らしさを演出できるアンチエイジング診療併設の投資対効果を、外部コンサルタンツの協力も得て、算出している。
「私がお手伝いしてきたお母様たち、そして多くの女性に、より元気に、さらに美しく、そして年相応の若々しさを、安心で安全なアンチエイジング診療によって実現できれば」と、賢明先生は医師としての責任と使命を、にこやかな笑顔で最後に語ってくれた。
 
OC
女性誌にも掲載され、その治療には定評がある八田 真理子院長が行なうOC(Oral Contraceptives)低用量経口避妊薬は、現在日本で医師の診察で唯一、使用できる避妊法。避妊だけでなく計画的な妊娠を望む際にも服用でき、確実でしかも安全性の高い服用薬として知られる。OCには卵胞ホルモンと黄体ホルモンが含まれており、脳下垂体に働きかけて卵胞を成熟させるホルモンの分泌を抑制。そのために卵胞が成熟せず、排卵が起こらなくなる。子宮の内膜を厚くさせない働きもあり、生理不順にも適応される。また、位置によっては子宮筋腫にも有効といわれる。
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