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発酵古代米+αの「オリザールRV」

[ 2007/8/6 ]
 

マクロファージ免疫賦活活性やNK細胞活性化のEBM

 

 

 発酵古代米は、紫黒米を原料とし、古来中国では「薬米」として利用されており、当時の人は紫黒米を玄米のままで食し、消化器や腸内細菌で有効な成分として分解できる身体能力を有していたのだという。しかし、現代人は精製された白米を食べているため、紫黒米の玄米を食べても薬米としての働きが期待できず、有効成分を利用できる形に加工する必要があった。

 そこで、先述した産学連携により、酵素処理と発酵の組み合わせによって、有効成分を利用するという問題が解決し、新規機能性素材として「発酵古代米」として商品化に成功したのである。

 古代米は白米に比べ糠の部分の割合が多く、その糠の部分に機能性成分が存在している。糠の部分を発酵させることで、アントシアニン、GABA、へミセルロースオリゴ糖(オリザロース=糖鎖アラビノキシランオリゴ糖)などが生成される。

 発酵古代米の機能性成分に着目してみると、アントシアニンには抗酸化作用、血流増加作用、毛細血管保護作用などがあり、GABAには抗不安作用、血圧降下作用がある。オリザロースは古代米の発酵過程で種皮の部分が酵素分解されることで生成されたオリゴ糖であると先述したが、ガラクトース、アラビノース、キシロース、マンノースなどから構成されるヘテログリカンで複雑な構成となっていることから、他のオリゴ糖と比べても強い活性を有しているのだという。そしてオリザロースの作用としては、ビフィズス菌増殖促進作用、血清コレステロール・血糖改善作用、免疫機能増強作用、抗酸化作用などがある。オリザロース・アントシアニン・GABA3つの作用がトライアングルで係わり合い、相乗効果を生み出している。

 オリザールはこれら発酵古代米の作用に、イソフラボン、ビタミンEを加えることで更なる相乗効果を狙って生み出された製品。今後確実に起こりうる超高齢化社会と、来年からの新健診制度で注目が集まる生活習慣病の対策として、アンチエイジングゾーンの展示にふさわしい製品である。ただし、アンチエイジングといっても、医学会総会で展示されるだけあり、EBMも充実している。

 共同開発した弘前大学では、発酵古代米の分子量や、マクロファージ免疫賦活活性を他免疫素材と比較したデータがあり、分子量は20003000ダルトンと低分子であると確認されており、マクロファージの比較では他免疫素材を圧倒した結果が出ているのである。

 弘前大学のほかにも千葉大学でのデータもあり、NK細胞の活性化が確認されている。シャーレの中にがん細胞とNK細胞を入れて培養し、4時間後のがん細胞の死滅量を計測したところ、NK細胞単体と比べ、NK細胞に発酵古代米を加えた群では2.5倍もがん細胞の死滅率が上昇したという。

 一般的に体力には栄養学的な“行動体力という運動機能”と、“防衛体力という免疫機能”の二つに分けることが出来るという。

 運動機能の低下は自覚しやすいが、免疫機能の低下は自覚しづらい。免疫機能が加齢により低下すると、生活習慣病などをはじめとする様々な疾病リスクが高まる。オリザールは免疫機能を活発にし、生活習慣病の予防や改善、血流の改善やメンタル面の安定など多くの効果が期待されているのである。

 来年度からの新健診制度を見据え、「予防医療」という名の新たなビジネスチャンスが拡大しつつある現在、日本医学会総会でもアンチエイジングが認知された。

予防という観点では、医薬よりも健康食品が果たす役割は大きく、注目も集まってきている。オリザールが持つアンチエイジングの効果は、予防医療での活用が期待でき、医師からも高い評判を得ているのだという。

尚、同社では「発酵古代米・予防医療ビジネスセミナー」を開催している。講師は開発者である前田先生であるため、中身の濃いセミナーとなっている。セミナーの日時・場所については0120-242-797まで。

 

 

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