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海外では医薬品認可「サメ軟骨」

[ 2007/8/6 ]
 

Dr.レーンのサメ軟骨100%商品「アドバ・シャーク」

 

国内・海外と豊富なEBMを持つ

 

今、注目を集める“新生血管抑制作用”

 

 

 

 昨年のアガリクス報道以来、消費者からの免疫系素材への信頼感が落ちているという。最近ではやっと回復しつつあるが、それでも風評被害の影響は大きい。しかし、そんな中でも免疫素材を追求しつづけている所もある。米国FDAも認めた「サメ軟骨製剤」。そのパイオニアでもあり、唯一、先述のFDAに認可された商品を扱うレーンラボ社のサメ軟骨製品が、日本でもレーンラボUSAにより販売されている。サメ軟骨のパイオニアだからこそ、他の商品とは比較にならないほどの研究・EBMを持つ「アドバ・シャーク」。海外(ポーランド)では医薬品に認可されているDr.レーンのサメ軟骨はドクターユースのサプリメントと言っても過言ではない。そこで改めて、免疫素材であるサメ軟骨の有用性について見てみる。

 

 Dr.レーンの免疫素材であるサメ軟骨の歴史を見てみると、1991年に米国でサメ軟骨の使用特許を取得したDr.レーン。93年にはFDAが研究用の新薬としてDr.レーンのサメ軟骨製剤の使用を正式に承認した。翌94年にもFDAは、米国レーンラボ社のサメ軟骨製剤を使用して、進行性前立がんや乳がんなどの患者を対象とした臨床試験を行なうことを決定した。96年には日本でも癌学会や癌治療学会で、リンパ球療法と「サメ軟骨製剤」を併用した治療データが発表されるなど、サメ軟骨に対する話題は現在でも事欠かないのである。

それでは、Dr.レーンのサメ軟骨にはどのような作用があるのか?代表的な作用としては “新生血管抑制”作用がある。新生血管抑制作用があると、がんや変形性関節症、関節リウマチに対して効果があるといわれている。その新生血管抑制作用(特に新生血管によるがん細胞増殖抑制について)を調べたEBMとして、98年の「第22回日本比較臨床血液学会」で日医大が発表した内容がある。

その内容とは、マウスのガン細胞を実験マウス(ddv系雄マウス)に投与し、2つのグループに分け、観察を行ったもの。第一グループのマウスには普通の餌を、第二グループのマウスにはサメ軟骨1%を混ぜた餌をそれぞれ与え、ガンの腫瘍のサイズを測ってみた。

サメ軟骨を混ぜた餌はガン細胞を投与する3週間前から与え続けた。その理由としては、ガン細胞を投与されたマウスは1ヶ月〜1ヶ月半で死んでしまうため、ガン細胞の投与と同時にサメの軟骨を与えるとサメの軟骨が有効的に作用する前にマウスは死んでしまうことになるためである。

普通の餌を与え続けた第一グループのマウスの腫瘍は一週間、二週間、三週間と経過するにつれ、腫瘍が大きくなった。この第一グループのマウスの腫瘍サイズがデータを見るうえでの基準となるが、これは自然に発症したガンと違い、かなりのガン細胞(しかも増殖の早い)を植えつけたため、一週目で早くも肉眼計測で6.38.0mmのサイズとなっている。二週目以降の成長過程を見ても、これは人間に例えるならば、末期に近い進行ガンである。

サメ軟骨を混ぜた餌を与え続けた第二グループのマウスの腫瘍は第一グループの腫瘍に比べ、明らかな増殖抑制が観られたという。

98年の日医大の発表は動物実験であるが、これに先んじて92年にキューバでヒト臨床試験が行なわれていた。

このキューバの臨床試験には29名の末期ガン患者が登録された。Dr.レーンの開発したサメ軟骨製剤を投与したところ、6名が短期間に改善を示し、16名が試験期間中(約四ヶ月)に改善もしくは臨床基準値を維持した。腫瘍サイズの縮小は前立腺では1567%、卵巣では1525%、胸部では最大50%が記録され、中枢神経系の腫瘍においても増殖の抑制が見られたのだという。しかし、試験中に7名が死亡した。末期であるため、ガンの増殖の進行にサメ軟骨の有効作用が追いつけなかった、ということである。なお、29名は医師も見放した末期ガンであったにもかかわらず、改善の見られた14名はその後もサメ軟骨を使用し、2年後にも元気に生存、うち3名は健常者並みに回復していたという驚くべき結果となった。

キューバでのヒト臨床の結果を受け、その後も治験・臨床を繰り返し、95年の米国自然医療センターでは約71%、97年には日本でも、クリニックで胆のうポリープ患者6名全てが、わずか三ヵ月後には縮小が診られ、肺がんのケースでは2名中、1名が三ヶ月後に縮小し、もう1名は縮小こそしていないものの腫瘍に成長は見られなかったのだという。その他、ヨーロッパや中国でも現在サメ軟骨を使った治験が行われているが、ポーランドではサメ軟骨は医薬品として認可されているのである。

 Dr.レーンがサメ軟骨製剤をいち早く開発し、臨床において様々な効果が確認されると、米国ではサメ軟骨のコピー商品が出回ったのだという。日本でも同様にDr.レーンのEBMを利用する商品などが氾濫したということもあり、使用する側の情報判断能力が問われていることは悲しいことである。

 免疫系素材を必要とする人のほとんどは、医療と密接に関係していることは前々から本紙でも述べてきた。それ故に、商品にEBMが記載されていたとしても、EBMの出所を押さえておく必要があるのではないだろうか。

 米国から発信されたEBMのある免疫素材「アドバ・シャーク」は、その効果の高さから医師の使用率も高まっているという。正真正銘Dr.レーンが開発したサメ軟骨商品であるので、信頼性も高い。またDr.レーン独自のノウハウである粉末サイズ加工により吸収に適しているのである。

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