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一般社団法人 JAAS日本アンチエイジング外科学会

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医療への思い

[ 2007/8/6 ]
 

現代西洋医学では、同じ内科でもそれぞれ細かく分かれ、専門化して循環器科・呼吸器科・胃腸科・アレルギー科…と標榜するようになりました。その方が良いように思われ、確かに侮りがたい専門知識を持っていて敬服するし、学ぶところも多いです。患者さん達も細かく分化した医療に慣れて、あちこちを巡り歩かなければなりません。まさに一日がかりであったり、一週のうち23日は医者廻りで暮らしてしまったりします。私自身も生れた時から虚弱児であり、難病になり助からない、何回かはもう駄目とさえ言われ今日まで生きてきました。人生無駄なしとは本当です。病気によって休息を与えられ、そして患者の立場から医療を見直す絶好の機会を得ました。病気をする度に積み重なり知る種々のことがありました。専門的に細分化した恩恵には十分感謝しているものの、しかしながら腑に落ちないものも多々ありました。

 それは何故? 一人の人間は一つの心身ともに繋がったものであり、たとえば胃炎という診断がついたにしても原因は“胃炎”の粘膜だけの問題なのかしら?あなたはどのように考えますか。ホリステック医学の分野では包括的に心身を考え、アーユルヴェーダの世界もそうですが、心の奥の魂・平穏な魂の世界には病気はないと言われております。この包括的な考えを持つ人達で結成されている日本ホリステック医学協会では生活習慣病予防士及び生活習慣病予防指導士の育成に助力し沢山の方達が巣立ちました。

 当院はこれまで、その方たちを実習指導する医療機関としての役目を果たして来ました。

 従って人一人の全体を一つとして診ながら、体の何処に病気が表現されているのかをいつも考えています。

 全く違う世界のように思われるアメリカに本部のあるアンチエイジング(抗老化)医学は3千年以上前にインドで発祥し中国医学(漢方)に影響を与え、日本に渡って来たアーユルヴェーダ医学と似通っている共通部分があることに、私は気付きました。両方とも病気しないように予防的に考え、医療することです。アーユルヴェーダがナチュラル派ならば、アンチエイジングは積極派とも言える違いがあるかもしれません。

 アンチエイジングの世界共通定義は“Do not get sick(病気をしない)” “Do not get old(年をとらない)” “Do not die(死なない)・・・(長寿)”であり、アーユルヴェーダの意味するところは至福なのです。

 このような思いを胸に込めて、私達の医院は特徴ある多角的な診療に心がけております。皆様の忌憚ない御意見をお聞かせ下さい
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